属性データを取得しブランディングの最適化
インナチュラルは、弊社が運営するライフスタイルショップです。
首都圏を中心に7店舗展開。植物、雑貨、衣料品を販売しています。
これまで把握できなかった非購入客の属性を取得
インナチュラルでは、esasyでお客様の属性データ(年齢・性別)を取得しています。
従来、お客様の属性データを取得するには店舗の会員カードや、館の会員カードから情報を取得していました。
会員カードをお持ちでないお客様や、購入に至らなかったお客様の属性は把握することができませんでした。
esasyを利用することで、これまで把握できなかった店舗前を歩いているお客様や、レジ前に立ったすべてのお客様(購買客)、ディスプレイを見たお客様の属性を取得することが可能になりました。時間別・曜日別・月別の傾向も正確に把握できます。
店舗前通行客と購買客の属性のギャップを発見
「ターゲット層の若返り」を基点にリブランディングを実施
ターゲット層としていた40代は店舗前通行量に対して購買客数・VP(*)視認数の割合が高いことがわかりました。効果的に訴求できていると判断できます。
しかし、店舗前を歩いている最も多い年代である20代、30代は、店舗前通行量に対して購買客数・VP視認数が著しく低く、リーチできていないことが判明。今後狙うべき伸びしろが大きいターゲット層であるということが見えてきました。
そこで、ターゲット層を現状の40代から20代~30代に変更。「ターゲット層の若返り」を基点にリブランディングを実施することになりました。
これまで培ってきたインナチュラルらしさを守りながらも、新たなターゲット層に適した商品、接客サービス、プロモーションへの修正を現在行っています。
*VPとは、Visual Presentation(ビジュアル・プレゼンテーション)」の略称。その店舗・ブランドの特徴やコンセプト、シーズンテーマを表現するディスプレイのこと。VPはショーウィンドウやファサード(入口・店舗前面)を使用して大きく展開する場合が多い。
属性を詳細に把握し顧客にマッチした効果的な店舗運営を
クライアントからesasyで属性の把握をしたいというご依頼は多数いただいており、以下のようにご活用いただいています。
- 商品やサービスの最適化
- プロモーションの最適化
- 時間帯・曜日によって変動する来店客の属性に合わせたディスプレイづくり
- お店のコンセプトやターゲットの再構築時の属性把握
- 新しいブランドのスタート時や新規出店時の属性把握
お客様の属性を詳細に把握することで、顧客にマッチした効果的な店舗運営へのヒントが見えてくるかと思います。